2016年10月31日月曜日

経営継承事業に北竜町の農家が!

 北海道農業担い手育成センターのサイトで、北竜町の農家が紹介されました。
<経営委譲希望農家一覧> というページの一番下に掲載されています。一番新しいので、一番下です。
 早く良い人に来てもらえるように、私も協力したいと思います!




2016年10月27日木曜日

まずは国の制度について

 全国的に農家の担い手不足が問題になっておりますが、北竜町も例外ではなく、北竜町でも、農業をしたいという人のために様々な制度を設けています。
 ただ、各市町村の制度は、国の制度の存在が前提になっている場合が多いので、まずは国の制度について理解する必要があります。


 まずは、北竜町の就農者支援制度の冒頭、研修期間中の生活支援制度の説明から入るのですが、この研修期間が、どのようなものであるかの説明が必要になります。
 これは、青年就農給付金(準備型)http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/kei/junbigata.pdf  という、簡単に言うと、条件に当てはまれば2年間で計300万円を受け取れるという制度があり、この2年間のことを指します。つまり、この制度を利用することを前提に作られているのです。

 この制度は、とても条件が良いので、農業を始めたい方は、とりあえずこの制度を利用される方が多いです。

 これ以外に、青年就農給付金(経営開始型)があり、準備型の後に経営開始型を利用するような制度となっているのですが、同じ青年就農給付金と思って認識すると、意外と違いが多いので注意が必要です。別々の制度と思って認識した方が良いかもしれません。

青年就農給付金(経営開始型) http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/kei/keieikaishi.pdf

 農の雇用事業は、法人等で従業員を雇用する際に、よく利用される制度です。


他にもいろいろな制度があるようですが、上記の制度は本当によく利用されている制度みたいなので、よく理解しておいた方が良さそうです。


 そして、この制度を利用する前に、地域おこし協力隊の制度を使うと、研修期間を3年も長くする事が出来ると言う事で、利用されてる自治体も多いようです。

地域おこし協力隊
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html

 地域おこし協力隊は、農林水産省ではなく総務省の制度ですが、この制度が拡大したのは、農家の人手不足から総務省にも働きかけたという背景もあるようです。

2016年10月26日水曜日

黄倉良二さん

北竜町農業協同組合8代組合長で、合併後のきたそらち農業協同組合の代表理事組合長も務められた黄倉良二さんにお話を伺ってきました。
北竜町の農業を語る上で欠かせない方で、「食べものはいのち(生命)」とする、これまでの取り組みから自らの生い立ち等、様々なお話を伺ってきました。
2016.10.26

2016年10月21日金曜日

佐藤稔さん

 現在、北竜町に3名いる指導農業士の代表を務める佐藤稔さんにお話を伺ってきました。
 他の農家さんとのお話の中でも、技術的なことや、新規就農の話題になると、佐藤稔さんの方が詳しいと伺っていたので、この日は、様々な質問をさせていただきました。
2016.10.21

2016年10月18日火曜日

北竜町民のみなさまへ

町内のことを勉強するために、一日一軒を目安意に町内を回っています。
地域おこし協力隊に期待することを含めて、ざっくばらんにいろいろなお話を伺いしたいと考えています。
まずは、新規就農者の募集を目指したいと思っているので、農業関連のことを聞きに伺います。そんな感じで、活動を進めていくので、みなさま宜しくお願いします。

ブログに載せる場合は、事前に確認を取りますので、どんなことでも気軽にお話いただければと思います。内容訂正などのご連絡も、お気軽にお願いします(^^)

2016年10月17日月曜日

北竜町で就農をご検討の方へ

 北竜町で就農をご検討の場合は、北竜町地域農業担い手育成センター(北竜町役場 産業課)が窓口となります。

 私の方では、就農希望者をより安心して迎えることができるように、北竜町の農家を回りながら、日々、学習を進めていますので、私の方に相談いただけると、良い情報があるかもしれません(^^;)
 就農をご検討の方は、是非、ご連絡ください。

2016年10月14日金曜日

土居健一さん宅を訪問

 土居健一さんの事務所に伺ってきました。事前に当フェイスブックページをチェックして頂いていたらしく、お蔭様で濃い話を伺うことができました。 
 地域おこし協力隊での募集の話や、以前に書いた、雨竜の永野さんの話題を土居さんの方から出していただいた上で、大切なのは、募集する側の体制や熱意という話を伺いました。

 体制としては、月形町の花、平取町のトマト、浦河町の野菜、むかわ町の野菜は、しっかりとした受入体制を構築しており、失敗はもちろんあるが、成功している例として紹介して頂きました。印象に残ったのは、トマト農家の全てに順位を付ける制度で、教育体制もしっかりしている上に、新規就農者は、一生懸命に働くので、いつも新規就農者が上位を独占してしまうのだとか。
 熱意という面では、土居さん自身が北海道で農業を始めようと、いろいろな町を回った結果、一番札幌から遠くて、最後に回った北竜町の役場の職員の方が親切で、すぐに北竜町に決めた話。当時の担当者の方がとても熱心で、その担当の方の時に6人も入り、今も町内で活躍されている話を伺いました。
 北竜町に来た時は、米農家として研修を受けながら、道内の農家を回って勉強していた話も伺いました。
 その後のご活躍や、それ以前の経歴も町内の方々にはお馴染みかと思います。大阪で上手くいっていた商売を辞めて北竜町に来たこと。田んぼを大胆に畑に変えて、有機トマトの栽培をはじめたこと、農協と取引をする一方で、独自の販路を構築してきたこと。
 農業だけでなく、通常はスーパー等で行う、ラベル作りやラッピングを行うことで新たな雇用を生み出したり、やり方を変えて女性も作業しやすい環境に帰るなど、工夫次第でいろいろな事が出来るのが、農業の魅力と語っておられました。六次産業にも興味があるそうです。
 今は、一軒あたりの耕作面積が増えてきているので、町内では小さい方だけれど、有機トマトの栽培をしている農家は、小規模のところが多いので、有機トマトの農家としては道内で最大規模かもしれないという事です。
 今後は、女性職員の正社員化を進めて、農業の出来ない冬季を含めた年間休日160日間を実現し、都会の大手商社等にはない豊かさを目指すそうです。
 同じ町外から来た者として、土居さんの開拓精神は大きな刺激になりました。