2016年12月14日水曜日

農業担い手募集!

北竜町の農家さんが、北海道農業担い手育成センターのホームページ(http://www.adhokkaido.or.jp/ninaite/transfer/)で紹介されていますので、あらためて内容を整理してお伝えしたいと思います。
農場番号118番、一番新しい為、一番下に掲載されていますので、良かったら確認してみて下さい。


現在、お住まいのご夫婦は、大阪での公務員生活を40歳で退職して就農されたそうです。
平成4年に移住して、退職金を元手に、当時ぼろぼろだった家や納屋の建て替えをされたそうで、家や納屋は、まだ新しさを感じる綺麗な状態です。


お二人には、二人のお子様がいた為に、農業のほかに土建の仕事もされていたそうですが、夫婦二人分のみであれば、農業だけでもやっていけるだろうとのことです。


インターネットをされていないので、こだわりの無農薬米は口コミで開拓したお客様をノートで管理して、定期的に配送されているそうです。なかには本州のお客様もおり、最初は、なぜわざわざ北海道のお米を買うのか不思議に思ったそうですが、どうも、普通のお米よりも高値で販売しているのですが、無農薬米の中ではとても安いそうです。

無農薬米の栽培は、手間がかかりとても大変で、良いお米がとれなかった年もあるそうで、そんな時は謝るしかないのですが、中にはそれでもいいからと、ぼろぼろのお米を買い取ってくれたお客様もいたそうです。


直接販売を行うために精米機も用意しているのですが、無農薬米のお客様は玄米を希望される方が多いらしく、ほとんど使うことがないのだとか。

高齢化で、多くの農家が土地を競売にかけて離農されていく中で、しっかり次の人に継承して終わりたいという方は、とても貴重な存在です。こだわりの農業を行ってきたからこその発想だと思います。


現在の作付面積は、水稲5.9ha(無農薬米0.43ha)、かぼちゃ0.5ha、そば1.2haで、より収益をあげるために、ハウス野菜を行ったり、無農薬米の面積を増やしたりといったことも考えられるそうです。ただし、無農薬米の栽培は非常に手間もかかり大変なので、無農薬米の継承へのこだわりはないそうです。


中古の農機具を、大切に手入れしながら使いまわしてきたそうです。


ご興味のある方は、是非、お早めに!

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