2016年12月9日金曜日

豊竜農場

最近は、町内の農家さんや農業法人さんを訪問して、地域の話や農業の話等を伺っているのですが、ひさびさに写真を撮らせてもらう事が出来たので、紹介させていただきます。

豊竜農場さんです。恵岱別にある事務所は冬季は閉鎖されているそうで、西川にある事務所で佐藤さんにお話を伺ってきました。
息子さんは、町外で別のお仕事をされているそうで、私が、農業の後継者問題の話題を出すと、息子に農業を薦めれなかった事に罪悪感を感じるとおっしゃっていました。当時は、信じられないような米価の下落があり、とても薦める事ができる状況ではなかったそうです。

農業改良普及センターで伺ってきた輪作の話題をだすと、昔は輪作を行っていたという話が飛び出してビックリしました。
輪作で作っていた、ビートや小豆の価格が、輸入品に押されて下落し、輪作体制を維持できなくなったそうです。

普及センターの方の話では、今後の農地の大規模化が進むと、輪作せざるおえない状況になるだろうということだったのですが、今後、輪作化がすすむとしたら、どのような輪作体制が可能なのかも気になりますし、農業素人の私の感覚では、輪作の方が大変そうなのに、人手不足で大規模化がすすむと輪作化がすすむという話も、いまいちしっくりきません。

来年からは、何名かの個人農家さんが豊竜農場の一員として加わり、新たな連携体制になる予定だそうで、刻々と変化する農業の実情を、少しは感じることが出来たように思います。

ここまでいくつかの話を紹介させて頂きましたが、この他にもいろいろなお話を聞かせていただきました。貴重なお話ありがとうございました。
2016.11.30

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