2016年12月29日木曜日

農業の事前学習について

農業については、実際にやってみないとわからないので、事前の学習は必要ないと言われているのですが、あらかじめ年間予定や、用語等については学習しておいた方が良いと考えています。
実際に、これまでも農業について勉強し始めて、少しずつ農家の方の話を理解できるようになってきたように感じています。
最近見つけたサイトのお薦めは、農機具最大手、クボタ農業機械公式サイト。米作り5日おきウォッチングは、わかりやすくまとまっていて見ごたえありです。
http://www.tanbo-kubota.co.jp/foods/watching/

直播き、GPS、疎植栽培といった言葉がトレンドとなっているように感じたのでチェック!
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD080L2_Z00C13A8000000/

何を勉強しようかなと農業に関する資格もチェック。

土壌医検定
http://www.doiken.or.jp/

日本農業検定
http://nou-ken.jp/

日本農業技術検定
http://www.nca.or.jp/kentei/

農業簿記検定
http://www.jab-kentei.or.jp/agri-boki/

その他、公的資格として農業機械士や農薬管理指導士の資格もありますが、実務経験が必要で、特に農業機械に関する資格は大型特殊自動車免許の所有が前提になります。
まずは、大型特殊自動車免許の取得を急ぎたいところですが、今年は取らせてもらえないようで、少し残念です。

農業の事前学習について、何を勉強するべきなのかは手探りの状態です。

2016年12月14日水曜日

農業担い手募集!

北竜町の農家さんが、北海道農業担い手育成センターのホームページ(http://www.adhokkaido.or.jp/ninaite/transfer/)で紹介されていますので、あらためて内容を整理してお伝えしたいと思います。
農場番号118番、一番新しい為、一番下に掲載されていますので、良かったら確認してみて下さい。


現在、お住まいのご夫婦は、大阪での公務員生活を40歳で退職して就農されたそうです。
平成4年に移住して、退職金を元手に、当時ぼろぼろだった家や納屋の建て替えをされたそうで、家や納屋は、まだ新しさを感じる綺麗な状態です。


お二人には、二人のお子様がいた為に、農業のほかに土建の仕事もされていたそうですが、夫婦二人分のみであれば、農業だけでもやっていけるだろうとのことです。


インターネットをされていないので、こだわりの無農薬米は口コミで開拓したお客様をノートで管理して、定期的に配送されているそうです。なかには本州のお客様もおり、最初は、なぜわざわざ北海道のお米を買うのか不思議に思ったそうですが、どうも、普通のお米よりも高値で販売しているのですが、無農薬米の中ではとても安いそうです。

無農薬米の栽培は、手間がかかりとても大変で、良いお米がとれなかった年もあるそうで、そんな時は謝るしかないのですが、中にはそれでもいいからと、ぼろぼろのお米を買い取ってくれたお客様もいたそうです。


直接販売を行うために精米機も用意しているのですが、無農薬米のお客様は玄米を希望される方が多いらしく、ほとんど使うことがないのだとか。

高齢化で、多くの農家が土地を競売にかけて離農されていく中で、しっかり次の人に継承して終わりたいという方は、とても貴重な存在です。こだわりの農業を行ってきたからこその発想だと思います。


現在の作付面積は、水稲5.9ha(無農薬米0.43ha)、かぼちゃ0.5ha、そば1.2haで、より収益をあげるために、ハウス野菜を行ったり、無農薬米の面積を増やしたりといったことも考えられるそうです。ただし、無農薬米の栽培は非常に手間もかかり大変なので、無農薬米の継承へのこだわりはないそうです。


中古の農機具を、大切に手入れしながら使いまわしてきたそうです。


ご興味のある方は、是非、お早めに!

2016年12月11日日曜日

空知青年農業者会議

 空知青年農業者会議に参加してきました。この会議は、空知4Hクラブ連絡協議会主催のもので、4Hクラブ所属の青年農業者や、北空知地区からは北育ち元気塾のメンバー等が参加し、青年農業者として感じている意見や、プロジェクトの発表などを行っていました。
 
 今回の参加は、農業改良普及センターに伺った際に、偶然に沼田町の地域おこし協力隊の申し込みの電話があったために知ることができて、参加させていただいたものです。
 初めての農業者の発表会への参加であり、貴重な経験となりました。
2016.12.6

2016年12月10日土曜日

尾崎農場

尾崎農場にて、尾崎さん夫婦の話を伺ってきました。
大阪から移住して、20年前に新規就農者として農業を開始されたそうで、新規就農者としての苦労話から、六次産業化の話、加工室TABITAの話、女性農業者ネットワークきらるの話等を伺ってきました。


六次産業化認定を受けている太陽と月の物語は、もともと、ひまわりすいか生産組合に所属していたところから独立して始められたそうで、組合の利点や、独立後のやりがいや苦労なども話されていました。

秩父別町にある加工室TABITAは、現在は娘さん夫婦が通年で営業を行われているそうで、ログハウスの建設時から噂が広まってしまって、オープン時は行列が出来てしまったエピソード等を伺いました。当初は冬季にパン作りを行うためのもので、現在の状況は想定外だったそうです。

奥様が代表をされている「きらる」の話はもちろん、道内の女性農業者の活躍についての話も伺いました。

まさにひとつのご家庭の話とは思えないほど様々なお話が聞けたわけで、本当にすごいなと思いました。
2016.12.2

2016年12月9日金曜日

豊竜農場

最近は、町内の農家さんや農業法人さんを訪問して、地域の話や農業の話等を伺っているのですが、ひさびさに写真を撮らせてもらう事が出来たので、紹介させていただきます。

豊竜農場さんです。恵岱別にある事務所は冬季は閉鎖されているそうで、西川にある事務所で佐藤さんにお話を伺ってきました。
息子さんは、町外で別のお仕事をされているそうで、私が、農業の後継者問題の話題を出すと、息子に農業を薦めれなかった事に罪悪感を感じるとおっしゃっていました。当時は、信じられないような米価の下落があり、とても薦める事ができる状況ではなかったそうです。

農業改良普及センターで伺ってきた輪作の話題をだすと、昔は輪作を行っていたという話が飛び出してビックリしました。
輪作で作っていた、ビートや小豆の価格が、輸入品に押されて下落し、輪作体制を維持できなくなったそうです。

普及センターの方の話では、今後の農地の大規模化が進むと、輪作せざるおえない状況になるだろうということだったのですが、今後、輪作化がすすむとしたら、どのような輪作体制が可能なのかも気になりますし、農業素人の私の感覚では、輪作の方が大変そうなのに、人手不足で大規模化がすすむと輪作化がすすむという話も、いまいちしっくりきません。

来年からは、何名かの個人農家さんが豊竜農場の一員として加わり、新たな連携体制になる予定だそうで、刻々と変化する農業の実情を、少しは感じることが出来たように思います。

ここまでいくつかの話を紹介させて頂きましたが、この他にもいろいろなお話を聞かせていただきました。貴重なお話ありがとうございました。
2016.11.30