2016年11月16日水曜日

ひまわりすいかとひまわりメロン

私なりに感じた、現在の課題と、北竜町の現状認識について、ざっくりとお話させていただきます。


北竜町の農家は、離農者が次々と出てきた影響で、一軒あたりの面積が非常に大きくなっていて、今後も農家の大規模化が予想され、すぐには大きな問題にならない見込みですが、先行きは不透明な感じです。

農地が拡大すると、土地の購入費用が高くなるので、新規参入のハードルも高くなります。将来的に土地の受け手探しが難しくなることが予想されます。


また、現在の大規模化が進む過程で、ハウス栽培のメロンやすいかの作付面積が減少しています。
米に比べてメロンやすいかの方が、面積あたりの収入は大きいのですが、田んぼの面積が拡大することで、手間のかかるメロンやすいかの継続が困難になり、畑を潰して田んぼに変えてきたのです。現在残っているメロン、すいか農家も、米と一緒に作っているところが多いです。


メロン、すいかの作付面積の維持、拡大は大きな課題となっており、それには人手が必要になります。
町としては、ふるさと納税でも販売していて、好評を戴いているメロン生産の拡大を後押ししたいようです。



私としては、小さくて皮が薄い、果肉が黄色くて甘いひまわりすいかの生産を拡大した方が良いと感じています。
町外から来た者として、黄色くて甘いひまわりすいかは、とてもインパクトがありますし、ひまわりの町北竜町のイメージにぴったりで、町のPR効果も高いと感じるからです。

既にブランド価値のある、ひまわりすいかも、生産農家が減少しており、既存の販売先分を確保するのが精一杯と聞いています。
販売先を拡大することで、知名度の向上、ブランド価値の向上も目指せると思います。


メロンとすいか、どちらを増やすにしても、まずは人手の確保が必要になります。そして、その人手を確保する為には、住居の確保、研修生用の農地の確保も必要になってきます。

今、必要なのは、高齢でも、各種作業や機械の操作も堪能な即戦力という話もありますが、町全体として、若い人を受け入れるための体制作りが必要という認識はおおむね共通しているようです。


ひまわりライスも人気ですが、すいかやメロンの栽培をしたい方も、是非、北竜町へ!

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